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★★★オクムラユウスケLIVE情報!!!★★★9月25日(日)『ヨコチンロックフェスティバル2011』@福岡・VooDooLounge■■■11月4~5日『Anus30H』 @広島・mugen5610
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最南端の町・ウシュアイアは、"最果ての地”というわりには
セントロに行けば観光客向けの店やカフェも多くて拍子抜けするけど
その町並みの向こうが雪山だったり
ちょっと道を外れたら、ボロボロのバラック小屋の集落があったり
やたらでっかくて汚い野良犬がウロウロしてたりして
グッと演歌な雰囲気が漂ってくるのであります。





そんなウシュアイアに来て早々、
ウシュアイアの日本人宿「上野山荘」の皆さんとBBQしました。
こちらではBBQのことを「アサード」といって、
毎週末には家族や友人と一緒に子羊などを炭火で焼いて食べるんだそうです。
たしかに、宿の隣家でも「アサード」してたもんね。


メキシコ在住の日本人・ジュンさんにより
真っ二つの子羊肉(5㎏)が片面45分ずつ、ゆっくり、じっくり焼かれていく。
味付けは荒塩のみ。それがアルゼンチン流らしい。
そして待つこと1時間半・・・


ジャジャーン!!!


うっひょー!!!!


マキシモうまーい!!!

信じられない柔らかさ&ジューシー!!!
焼肉のたれもご飯も必要なし!肉を喰うのだ!ただ美味い肉を!!!

ウシュアイアでは土日にしか子羊肉が手に入らないらしいので
週末に上野山荘へお越しの際にはぜひ!

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2010・1・30

プンタアレナスからポルベニール行きのフェリーに乗るため、
朝7:30「ホセの宿」を出発。
コレクティーボを拾おうとするが、どのタクシーも満員御礼状態。
(プンタアレナスはコレクティーボが安くて便利なので利用者が多い)
仕方なく2手にわかれ一人づつコレクティーボに乗車。

船着場で待ち合わせて、
一人4900ペソ(約900円)のチケット買って、フェリーに乗船。
この旅行初めての船。


遠ざかるプンタアレナスの町を眺めながら
『桜島』(by.長渕)を頭の中で歌いつつ出航。(実際はフエゴ島に行くのだが・・・)
2時間程でポルベニールに到着。
目指すは最南端の港町・ウシュアイア。距離にしておよそ700km。
ここからはヒッチハイクだ。


ところが寂れすぎてる港町・ポルベニールには全然車が走ってない。
走り去る車は全て近場の住人ばかり。
それでも1時間程で運良く漁師の車をゲット。


漁の道具を乗せた荷台に体操座りで乗り込み、
冷たい強風を顔面におもいっきり浴びながら2時間後、
「オナイシン」という分岐点で降ろされた・・・のだが・・・


見渡す限りの大地。なーんもない。
こんなところで果たしてヒッチハイクできるんだろうか。。
さらに先客の2人組ヒッチハイカーまでいるではないか。
「4人もいたら車が捕まらないから、君達は1km先でヒッチハイクしてくれ」と
言われてしまう。まぁ、たしかにその通りだが、こんな所で順番待ち!?
しかも寒風吹きすさぶ大地。
何時間も待ちぼうけするのは嫌だったので歩いて行くことにした。
チリとアルゼンチンの国境まで30km。2日もあれば歩けない距離じゃない。

ところが・・・



歩いても、歩いても


広大な大地が続くばかり。
家もなければ小屋すらない。
15分に1台来るか来ないかの車をヒッチハイクするが、
なかなか捕まらずひたすら歩く。
3時間ほど歩いた時、2人組のお爺ちゃんが「近くまでだが乗って行け」と言ってくれた。
ほんとに近くで、5分くらい走ったら降ろされた(泣)。
しかし、気持ちはだいぶ明るくなって、また歩き続ける。

だんだん車すらまったく見かけなくなり「こりゃぁ、テント張るしかないなぁ~」と思ってたら
遠くから土煙をあげて2台も車がやってきた。
必死に両手を振って最初の1台を止めたのだが
「子供が乗ってるから無理なのよ~」と言い訳しただけで走り去っていった。
その間に貴重なもう1台の車が走り去る。
「言い訳するだけなら止まるなよ!!」と2人で悪態つきながらさらに歩く。
足も痛くなってきて、そろそろ限界かなぁと思ったとき、小さな小屋を発見した。
どうやらヒッチハイカー用に建てられたものらしい。
強風が吹いてるし、寒いし、テントも張れるかどうか分からんので
小屋の中で泊まれれば・・・と期待して中を覗くと・・・
なんと!!小屋の中で野グソしてるヤツがいて、悪臭が立ち込めていた。
とても泊まれる状態ではなかった。
こんなに広大な大地があるのに、なぜ小屋の中で野グソを!??
こみ上げる怒りと落胆。

しかし、ここで奇跡が起こる!

老夫婦が運転する乗用車が止まった!
「近くでもいいから乗せてください」とお願いしたら、快く後部座席に乗せてくれた。
しかも!話を聞くと2泊3日でウシュアイアまで旅行に行く途中だというじゃないか!!
「バモス!バモス!(一緒に行きましょうよ!)」と言ってくれた。
まさか、一日でウシュアイアまで辿り着けるとは・・・

途中、リオグランデのGSに併設してる喫茶店でコーヒーとサンドイッチを食べた。
まさにホッと一息。「ホッと一息」とはこういうことだったのか・・・



車窓からでっかい満月を眺めながら、うたた寝。

深夜12:30頃、ついに最南端の町・ウシュアイアに到着。
親切にしてくれた老夫婦とハグして別れた後、
時間も遅いので近くの空き地にテント張った。

全身をジワァ~ンと疲労が包み、テントに降りつける雨音を聞きながら眠った。


目が覚めると、目の前は雪景色。こりゃ、まるでスイスだ!!(行ったことないけど)
しばらく、この町でゆっくりしようと思います。


プンタアレナスの大型免税店「サンチェス&サンチェス」で買い物した後、
コレクティーボで中心街まで戻った。
おばちゃんの運転手に「10000ペソからお釣りはあるか?」と尋ねると
愛想良く「あるよ~」と言って7000ペソ渡された。
「あら?2人で700ペソだから・・・あと2300ペソも不足だが・・・」
まぁ、降りるときに残りを返すのだろうと思ってたら、
「着いたよー、降りて」と言い放った!
「おいおいおいおいー!!!」
全然お釣りが足りんやんけー!!と、カタコトのスペイン語で抗議するが
「これはハイヤーで、違うルート通ってきたから3000ペソだ!」と言い張る。
こらこら!!!ちゃんとフロントガラスに一人350ペソって書いてあるやんかい!!!
2人で猛烈に抗議して「警察いくぞ!」と脅したら
「早く病院に行かなくちゃいけないのよー!」と・・・・・・知らんがな!!!
とにかく警察行くぞ!ってことで3人揃って車降りた途端、
運転手がサッと身をひるがえし運転席に乗り込んで逃げようとしやがった!
そこへ素早く奥さんが同じく運転席へハコ乗り状態で応戦(笑)!!
俺も再び後部座席に乗り込んで「金返せ!!!」と叫ぶ!!
そこへ「俺は警官だが、どうしたってんだい!?」と、
どう見てもただの私服のおっさんも参戦!!アンタ誰だ!?
さすがに運転手もあきらめて、「もういいでしょ!」みたいな事を言い捨て
残りのお釣りを全部返してもらった。当たり前じゃ!!
こんな貧乏旅行者から金を巻き上げようなどとフトドキ者め!!!

怒りが収まらんので、猫で癒されよう。



にゃ~~~~。


「冷やし中華やぁ~ん!」

・・・と叫んで目が覚めた。

夢の中で「カレーライス&冷やし中華セット」という大衆食堂にありがちな
強引すぎるセットメニューに胸を躍らせてしまってました。

午前8時。窓の外では台風かと思うほどの強風が吹き荒れていた。
そう、ここはプンタアレナス。


一年中、冷たい豪風にさらされているマゼラン海峡に面した静かな港町である。
夜11時頃に陽が沈み、朝4時には陽が上る。
だから、街歩きも時間を気にせずゆっくりできた。

 
海岸を歩いたり・・・


大富豪の家を見学したり・・・


展望台に上ったり・・・


色鉛筆で描いたようなカラフルだけどちょっと寂れてる町並み。
宮崎駿の映画のワンシーンを観ているようだ。
今にも自転車2人乗りの若い男女が坂を上ってきそうで。。



港町って哀愁が漂ってて好きだ。


ちなみにこの家、よく見たらウソだらけよ。
ブエノスアイレスを出発しました。


なんだかんだと2週間以上滞在してしまったけど
あんまり肌に合わない、馴染めない街でした。
都会だから人情味に欠けるっていうか。。


だけど、とにかく肉、うまかったよ。
夕食の90%はステーキ食べてたんで、
完全に便の調子がおかしくなってしまいました。




「DISCO」ってスーパーの近所にある激ウマのピザ屋。


美味しいすぎるアイスクリーム屋「OLINPICA」。

食べてばっかりでしたね。ブエノス。

あ、「世界で2番目にきれいな本屋」ってのにも行ったっけ。



たしかに綺麗だった。まるで劇場のようだ。

こりゃ、一見の価値あり。
ちなみに「世界で一番きれいな本屋」はポルトガルにあるそうです。


そんなこんなで、なんだかんだと満喫したブエノスアイレスを出発。
2階建バス「ANDES MAR」でリオガジェゴスへ。


最前列の座席は眺めも最高で快適。

機内食もなかなか美味い(これ、重要)。

途中で何故かビンゴゲームが始まる(1位通過者には景品あり?)。


隣の親子?とおもいきや、窓際席の男性はたまたま隣り合わせになっただけらしい。
しかし、この後、奥さんが目撃した話によると・・・
子供が寝静まったあと2人はブッチュ!ブッチュ!愛し合ってたらしい・・・
(さらに、なんと母親には旦那がいたのであった!!ただの浮気やんけ!!!)

36時間後、リオガジェゴスに到着。
ここから、最南端の町・ウシュアイア行きのバスに乗り換えようと思ったが
只今シーズン中のため、バスの値段が高騰&ほぼ満席状態・・・・


しょうがないんでヒッチハイクしてみたら・・・

30分ほどでトラックが一台止まった!!
しかもプンタアレナスまで乗せてくれるって!!



トラック野郎の「フィト」はすこぶる親切だった。
面倒なチリ国境の入国手続きを手伝ってくれたり
マテ茶ご馳走してくれたり、パンやサンドイッチをおごってくれたり・・・
さらに、途中で2人、ヒッピー風のヒッチハイカーも同乗させて車内は賑やかに!!



4時間後、プンタアレナスに到着。
お世話になった「フィト」に別れを告げて、バスで中心街へ。
なかなか楽しそうな街なので、今夜はここで一泊することにした。

完全に"もぐりの安宿”を発見!
INDEPENDENCIAをまっすぐ歩いて、ALMTE.SENORETを左に曲がると
真ん丸いアンテナが目印の、普通の一軒家があります(ホテル名も看板もなし)。
ホセっておっさんが経営してて、一泊5500チリペソ。
インターネット有・キッチン付き・温シャワーなど、意外と設備はしっかりしてる。


そして猫!


こねこ~~~。
プエルトイグアスからパラグアイへ。

バスに乗って30分。途中でアルゼンチンの出国手続きしたと思ったら
すぐまたバスが止まって「あ、パラグアイの入国手続きね」と入国用紙に記入してたら
係りの女性が「ビザ、ビザ」みたいなことを言う。
「あれ?パラグアイってビザいらないよなぁ~」と思いきや、なんとそこはブラジル!!!
しまった!!!間違ってブラジルで途中下車してもーたー!!!
本来ならブラジルは無視して、そのままパラグアイに入国しないといけなかったのに・・・

しょうがないのでもう一度アルゼンチンのイミグレーションに戻ってまたもや入国手続き。
そして、またもや出国。なにやってんだか・・・



1時間ほどバスを待って、ようやくパラグアイへ。



しかし、今日は日曜日。普段は露店や闇市で賑わっているはずの町は閑散としてる。
とりあえず、スーパーで買い物して、食堂でご飯食べて、帰ることにした。

ところが待てど暮らせどバスが来ない。
同じくバスを待ってるおじさんに尋ねると「俺はもう2時間半も待ってるよ・・・」と。。
やばい!日曜日のパラグアイは店も開いてなければ、バスも激減するらしいのだ。
すでにブエノス行きの帰りのバスチケットを購入してしまってたんで
パラグアイに一泊することも出来ず、ひたすらバスを待ち続ける。


すると、ようやくプエルトイグアス行きの黄色いバスがやってきた。
2時間半待ってたおじさんは天に祈りを捧げながら
「OH~アマリーヨ~(黄色)」と呟いていた。


今回、イグアスの滝への旅行はいろんな反省点がありました。

まずは急な出発だった為、下調べをろくにしてなかったこと。
ブエノスアイレス~プエルトイグアスまでのはバス片道226ペソだが、
ブエノスアイレス~シウダー・デル・エステ(パラグアイ国境の町)までのバスは
150ペソだったらしい。(ただし、水・金曜日のみ)
しかもアルゼンチンの学生証を作っておけば、
入場料などがかなり割引されていたらしい。(学生証はUS15ドルで作れる)
そして、先に帰りのバスチケットを取ってしまったもんだから、
旅の予定が自由に変更できなくなり、ゆっくりパラグアイを観光できなかった。
パラグアイも楽しそうな町だったから、一泊したかったんだけど・・・

などなど。。
知らないと損することが世界中にゴロゴロ転がっておりますな。
以後、気をつけます。
イグアスの滝を観た後、宿に戻って近所のスーパーでステーキ買った。
プエルトイグアスの宿「ピーターパン」は自炊可能なんだけど
キッチンを欧米人たちが占領してる。しかも、態度が悪い。
だいたいヤツらは遠慮や譲り合いの精神がないので嫌いだ。



その日の夜。

奥さんに髪を切ってもらいました。



切った髪の毛で・・・





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