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2010.5.9 イキトス

早起きしてマナティ保護施設と動物園に行く。


マナティ、とぼけた顔がなんとも可愛い。
触ってみると「水羊羹」みたいで気持ちよかった。


そして、動物園。


さすがにアマゾンの動物園は一味違う。
本物のジャングルを切り開いて作ってるから臨場感がある。




見たことない動物だらけやし。


アナコンダと記念撮影。
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2010.5.8 イキトス

「蝶の島」に行ってきた。




蝶の島行きの船着場へ行くと、客引きの男たちに囲まれる。
イキトスの客引きはとにかくしつこい。
何度断ってもついて来て、勝手にガイドを始めたりする。


まずは腹ごしらえだ。アマゾン河で獲れた川魚を喰らう!!
視線を感じてふと後ろを振り返ると、さっきの客引きの男が
ニッコリ笑って手を振っていた。しつこすぎる・・・
結局、その男のボートに乗っていくことにした。

まずはアマゾン河とナナイ河の合流地点へ。
黒い色がナナイ河。カフェオレ色がアマゾン河。見事な2トーンである。
河の合流地点は渦を巻いてて、船で近づくのは危険らしい。


20分ほどボートでナナイ河を渡っていく。
アマゾンの密林を間近に見ると、なんだか背筋がゾクッとしてくる。
子供の頃、夢中で観てた『川口浩探検隊』を思い出した。

「蝶の島」に到着。

入場料はガイド付きで20ソル。インターナショナル学生証提示で10ソル。


さっそく猿がお出迎え。

ガイド付きなんで、西洋人たちと一緒に行動しなければならず
はりきりすぎの西洋人がガイドに質問ばかりしたり、
無駄に写真を撮りまくったりするので、一向に先へ進めずイライラする。




でも蝶々きれい。
まぁ、蝶の島って割には6種類くらいしかいなかったけど・・・


やっぱりおサルが可愛いね!
船での5日間。狭い船内にこれだけ人間が密集して生活してたら
友達もできるし、それぞれの個性や性格もみえてくるもんです。


イキトスに生き別れになった兄弟を探しいくというダニエルとお母さん。
寝床が隣同士で、とても親切にしてくれた。


ギター弾きのおっちゃん。イキトスでバンド活動してるらしい。
「ラバンバ」を教えてもらった。


日本語が達者なアントニオ。「ボクはオタクです」と言うだけあって
i-podで時東あみやエヴァンゲリオンを聴いていた。


生意気盛りのサンティアゴ。弟のように慕ってきてくれた。


色気づいてくる年頃の女の子たち。未来のアマゾネスだ。


賭けトランプに興じる男達。
片目のない男が「オサマ・ビンラディン!」と叫ぶ。
誰のことかな?と思ったら、俺のことだった・・・
メキシコやチリでも言われたけど、そんなに似てるか?


いつも通りすがりにガン見してくるルーシー。怒ってる?と思いきや・・・

終盤はこんな笑顔で、うっとおしいくらいなついてきた。


果物売りのおっちゃん。初日は色々な果物を売ってたが
3日目からリンゴだけになってしまい、
みんなから「マンサナ(りんご)」というあだ名を付けられていた。
しかし、何故か最終日だけトマトを売ってた。なんで?

そんなこんなで、楽しい仲間に囲まれて過ごした船旅も終わりが近づいてきた。

荷物をまとめて、さて!行こうか~とザックを持ち上げたら
ザックの下にウジが湧いていた・・・気持ち悪ぅ~!!!


そして、イキトスに到着。

船で一緒だったダニエル親子と一緒に宿探し。
【HOTEL FRANCES】というフランス人が経営する宿に落ち着いた。

イキトスの宿【HOTEL FRANCES】
住所)アルマス広場近く、Raymondi通りのスーパーマーケット横。
ドミ12ソル・個室(ダブル)25ソル
水シャワー&トイレ付き&扇風機付き/共同キッチンあり

船内にはシャワーもあるし、手洗いで洗濯もできるが
水は茶色のアマゾン河の水である。
キレイにしてるんだか、汚してるんだかわからなくなるが
地元の人達はこの茶色水をゴクゴク飲んでいる。
フランス人のバックパッカーはこの茶色水を飲んだら
ひどくお腹を壊したと言っていた。
やはり体のつくりが違うのだろう。


食事は毎日3食付き。
食事が出来ると厨房のおっさんが鉄格子をお玉でガンガン叩く。
これが合図。
みんな一斉にハンモックから飛び降り、タッパや皿を持って一列に並ぶ。
割り込んでくるヤツには野次が飛ぶ。
まるで刑務所、もしくは被災地の炊き出しみたいな光景である。
でも、ご飯はなかなか美味しい。


船は途中の村々に停泊して、客を次々に乗せていく。
4日目に乗客の数がピークに達して、
トイレの前まで人間が溢れかえっていた。

停泊した村の女性たちが果物や焼き魚を持って物売りにやってくる。
一日の大半をハンモックで寝て過ごしているのでお腹は減らないが、
とにかく暑いのでフレッシュな果物が欲しくなる。
パパイヤやココナッツジュースで喉を潤す。


夕焼けに染まるアマゾン、無数の星と天の川が広がる夜空、、
不便さも退屈も暑さも全部ひっくるめて、なんだか楽しい。

広すぎる、大きすぎる、茶色い河はすべてを受け入れる包容力がある。
実際、ゴミや食べ残しも全部河に捨ててるしね(笑)。
いつでも「ノープロブレマ(問題ないよ)」って言ってくれてるようで
妙な安心感と心地良さに揺られながら、一日が終わるのでありました。


どこまでも続く茶色の河。鬱蒼と生い茂る密林。
熱帯雨林の蒸し暑さと、陽射しの強さ。
テレビや映画でしか観たことなかった風景が目の前に広がる。


しかし、いつまでも変わり映えしない景色はすぐに見飽きてしまう。
あとは暇との戦いだ。

本を読んだり、音楽聴いたり、ギター弾いたり・・・
船内に日本人(アジア系)は我々2人だけらしく、
みんな珍しがって話しかけてくる。

「日本語を教えてクダサーイ」「ギターを弾いてクレー」など
みんな娯楽に飢えているのだろう。

2日目の夜、3階の甲板でライブをする羽目になった。
ペルー・ドイツ・イタリア・フランス・オーストラリア・・・国籍も肌の色も
バラバラの人達に囲まれて、2時間近く演奏した。
「ろくなもんじゃねぇ」「与作」「ラバンバ」「五番街のマリーへ」などなど。
自分の曲「大行脚」や「なまはげ」も歌ったらえらく盛り上がってしまい
収拾がつかなくなったので最後に「動物大図鑑」うたってシメた(笑)。

「与作」の♪ヘイへイホ~を無理矢理コール&レスポンスさせると
妙な一体感が生まれた。さすがサブちゃん。
『LET IT BE』なんかも歌ったが、これだけ様々な人種がいながら
誰も歌詞を知らず、各国の言葉でフニャフニャ適当にごまかしながら合唱し、
「レットイットビ~♪」の部分だけ高らかに歌ってたのがアホらしくて笑った。
リマからバスに揺らること24時間。
途中、労働者のストライキに巻き込まれ4時間遅れでプカルパに到着。
この町から船でウカヤリ河を渡り、
5日間かけてアマゾン河に面したイキトスへ向かう。


プカルパのバスターミナルからモトタクシーに乗って船着場へ。


3階建ての大きな船は1階が貨物用で2階、3階が乗客用となっており
2階が80ソル(2630円)、3階が160ソル(5260円)。
したがって、地元住民は値段の安い2階に集中する。
我々も地元住民に紛れて2階に泊まることにした。


船内には座席がないので乗客はハンモックを吊るして寝泊りする。
すでに船内はハンモックだらけ。寝る場所を確保するのもひと苦労だ。
ちなみにハンモックは自己負担。20ソル~35ソル程で買える。

さぁ、これから4泊5日の長い船旅だ・・・と思ったら
初日は出航せず、停泊する船内で就寝。翌朝ようやく出航したのだった。
ペルーの首都・リマに3泊した。

リマの中華街にて。


中華スープ+チャーハン+おかずのセットで7sol(230円)。
ちなみに写真はチャーハン+酢豚(のようなもの)
中華街にはたくさん中華系の飲食店が建ち並んでいるが
基本的にどこも同じ味&同じメニューだ。


リマといえばセビッチェが有名。
街の至る所に「セビッチェリア」という専門店が建ち並んでいるが
基本的にどこも同じ味&同じメニューだ。

そして!!!


奥さん曰く「最高の果物」と豪語するほどハマったのが「パカイ」。
一見、巨大なそら豆のようだが、中を開けると・・・


繊維状の繭?綿?のような真っ白な実がびっしり!!
口の中に入れると繊維がキュッとなめらかになって、
トロ~ンっと種からはがれ落ちる。これが実にミルキーで甘くて美味しい!
熟した柿の種のまわりだけを食べてるような食感と甘さ。
しかもお腹にやさしく、下痢にも効くそうだ。
奥さんは「リャマの毛の中にゴキブリみたいな種が入ってる」と
パカイを大好きなのに、まったく美味しくなさそうに表現してみせた。

さらに・・・

ついにリマでギターを購入した!!!
おっさん手作りのミニギター。音が狂いやすいのが気になるが
安かったので文句は言わん!これで新曲作ります。



リマで泊まった宿【HOTEL ESPANA】
住所/Jr.Azangaro 105(サンフランシスコ教会のすぐ近く)
ドミ・14ソル/シングル・28ソル/ダブル・40ソル
共同トイレ・HOTシャワー・wifi(23時まで)あり
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