お菓子の国

大繁盛してるメキシコシティのパン屋。





８割が菓子パン＆ケーキ。
むさ苦しい男達にも乙女心が芽生える夢の世界。

ふじさん

「ペンションアミーゴ」に滞在すること１週間。
人見知りで初対面の人とはうまくコミュニケーションがとれない僕もさすがに毎晩、酒飲んでワイワイしゃべってたら仲良くなるもんです。
その中でも「アミーゴ」に３ヶ月間滞在していた
「藤さん」がいよいよ旅立つという。
藤さんは自転車で世界中を旅しているらしく
謎も多い人だが非常におもしろく、
人間味に溢れており、賑やかな人だった。




藤さんたちがいなくなった後、びっくりするほど静かになった宿は
なんだか電球の明かりまで薄暗く感じてしまうのでした。

国立人類学博物館

「人類学博物館」へ行って来た。
馬鹿デカイ公園内に、これまた馬鹿デカイ博物館。



全部見てまわるのに５時間以上かかった。
最後はフラフラでフルマラソンランナーのごとく完走。
＂ミュージアム・ハイ”を体験したい方は是非!!!


仲良し古代人。


グラサン？


間抜けな首飾り


楽しそうに飛んでる人


出産中の古代人（うんこしてるんじゃないよ）


古代のピンクレディー


奇抜すぎるお面


そしてヒスイの仮面！
これ、子供の頃、お爺ちゃんが持ってた世界遺産の本に載ってて
子供心にドキドキしながら見てました。
まさか本物を観れるなんて･･･

メキシコでミーと再会する

ペンションアミーゴのマスコット「シロ」は
日本に残してきた我が愛猫「ミー」に瓜二つです。
（ただうちのミーには尻尾がないのですが･･･）



人なつっこい性格や、ヤンチャなところもよく似てる。
だから勝手に「ミーちゃん」って呼び続けてたら
飼い主のおばちゃんも最近「ミーちゃん」って呼びだした(笑)。



我々の部屋に遊び来て、ニャンニャンパトロール中。

ちなみにこれが我が家の「ミー」↓

ルチャ･リブレる。

ペンションアミーゴの管理人さんに誘われ、宿の中庭でＢＢＱ。
総勢十数人で７㎏もの肉を喰い尽くした。



昼間からビール飲んだせいか、強烈な眠気に襲われ夜７時就寝。

我々が眠っている間に、サッカーのメキシコ代表がワールドカップ出場を賭けた試合に勝利して街は大騒ぎだったらしい。

翌朝８時に目が覚めて、外へ出ると目の前の道路が歩行者天国になってて
近所のでっかい公園はメキシコの勝利を喜ぶ人で埋め尽くされていた。



しかし、サッカーよりも･･･今夜はルチャ･リブレですよ！
メキシコを代表するスポーツがプロレスっていうのも素晴らしい。
毎日どこかの会場でプロレスのイベントが開催されているほど、
メキシコ人はプロレスが大好きなようだ。

寝坊したり会場間違ったりしたけど、
なんとか開演直前ギリギリセーフ。



通常「アレナメヒコ」のアリーナ席は100ペソ程なのだが
なんと今夜はたったの５０ペソ(３７０円)！お得！

自分たちの席がわからずウロウロしてたら
親切なおじさんが案内してくれた。
･･･と思いきや、「チップおくれ」だって！先に言えよ！

会場を見渡すと、客層はまさに老若男女。
マスク被った子供もたくさんいる。
メキシコプロレスは家族全員で楽しむスポーツなのだ。

そうこうしてる間にジャジャーン!!!とハードロックが
会場に響き渡りレスラーが次々と登場!!!かっちょええ～!!!



メキシコのプロレスは正義と悪がはっきり分かれており、
プロレス初心者でも十分楽しめる勧善懲悪エンターテイメントである。
中でも第３試合に登場した小人レスラー「マスカリータ・ドラダ」の活躍は圧巻だった。
小さい体で大技を次々と繰り出し、自分より３倍はあるレスラーをなぎ倒し、最後はレフェリーまですっ飛ばして、見事勝利!!!会場大興奮!!!
我々も立ち上がって拍手喝采!!!
日本ではもはやタブーに近い小人レスラーも
メキシコじゃヒーローなんですね～。
そのほかにも頭に＂６６６”って書いた「ダミアン６６６」や、ステロイドで全身が異常な筋肉の塊と化した化け物「ストロングマン」や、日本人の「オクムラ」という同じ名前の悪役レスラーなどおもろいレスラーが次々に登場してあっという間に２時間のショーは幕を閉じた。

会場を出ると露店がズラーっと並んでおり、
マスクやキーホルダーやTシャツをわんさか売っていた。
これは買わずにゃおれん!!と思わずマスクを購入。

宿に戻ってこっそりマスクをかぶると、
なんだかちょっと強くなった気がした。

メキシコの学生になった。

学生証を作った。
メキシコ国内のみ有効な学生証とインターナショナルで使える学生証。
２枚で160ペソ(＝1216円）。
これで、あらゆる博物館、美術館、遺跡が無料もしくは格安で
入場できるんだから便利ねー。




≪ＺＯＫＥＩ　ＴＡＮＫＩ ＵＮＩＶ．≫って、どこの大学だよ！（笑）。
どうせなら東大とかにしとけばよかった。
ちなみに学生証は写真入りの＂それらしきもの”を提示すれば発行してもらえる。
僕は「福岡市食品衛生責任者手帳」に写真を貼り付けてみました。

メキシコシティ

メキシコシティは危険な街！要注意！みたいに
ネットや本ではよく紹介されてたけど
実際はそれほど心配する必要は全然なかった。
地下鉄は２ペソ(＝１４円）でどこまでも乗り放題やし、
メトロまでの無料バスもあるし、学生証を作ったら
博物館や美術館や遺跡も無料で入れるし、とても住みやすい街だ。
なにより、メキシコ人は皆、親切。
ただ、親切なフリしてバッグ盗んだりする場合もあるんで、気は抜けないけど。

そんなわけで、宿代も安いし（２人で一泊900円）、自炊もできるし
しばらくこの街に滞在して旅の計画立てつつ、観光しようと思う。

メルセ市場はメキシコシティ最大の市場で最安の市場。
トマト１㎏５ペソ（＝3.8円）、チーズ１㎏１６ペソ（121.6円）
鶏手羽先１㎏８ペソ（60.8円）などなど、とにかく安い。









なんだか金銭感覚が麻痺してきて、
20ペソ(＝152円)は高い！ような気がしてくる。
しかし、ここはメキシコ。
日本じゃないからこっちの金銭感覚で買い物しないといかん。
だから大いに節約していこう。
それがその国の文化を知る近道なのかもしれない。
･･･と、もっともらしい事を言ってるが、
結局は根っからの貧乏性なんです。

さっそく買ってきた食材で自炊。
グアダラハラで食べて感動しきりだった
「sopa de mariscas（魚介のスープ）｣を
奥さんが見事に再現してみせた。



メキシコ料理では意外にもコリアンダーがふんだんに使われるんやね。
コリアンダー食べてるとタイにも行きたくなっちゃうね～。