休日。
車に自転車を積み込んで実家へ行く。ちなみに僕の実家は雁ノ巣。
ソフトバンクホークスの2軍グラウンドがあることでちょっと有名だが、それ以外は地味な町である。
それにしても地元を自転車で走るのって何年ぶりだろうか?
あの道この道にそれぞれ思い出がある。
ウンコを我慢出来なくて漏らしてしまった道、日本刀持ったおっさんに追いかけられた道、アイドルだった同級生がいつの間にかヤンキーになっててタバコ吸ってた道、ミミズがいっぱい干からびてた道・・・どーでもいい思い出もたくさん詰まりすぎてるのが地元ってヤツなんでしょうか。
そんなことを考えながら自転車でブラブラしてたら、怪しげな店があったので入ってみると“昭和レトロ”的コレクションの店でした。民家を可愛らしく改装した外観と、膨大な品数の“昭和レトロ”な食器やら小物やらが2LDKの店内に所狭しと陳列されている。凄い・・・しかし、まさか地元(雁ノ巣)にこんな店が出来ているとは・・・いったい誰をターゲットに???レンタルビデオ屋やコンビ二までつぶれてしまった雁ノ巣で・・・何故??? 疑問は尽きないものの、店主の意気込みとこだわりは凄まじいものを感じた。
そんな店内の片隅に埃かぶったフォークギターを発見。値段がついてないので店主の持ち物かな~?と思いつつ「これ、いくらですか?」と尋ねたところ「2千円でいいですよ」って・・・もちろん即買い!!
1973年製Morrisのフォークギターです。かなり状態も良かった。ちょうど、今使ってるギターがボロボロだったので買いなおそうと思っていたところだったのです。
ギターケースがないから、ギターを担いだまま自転車乗って、途中で小学生たちの視線をバリバリ浴びていることには気づかないフリしながら帰った。
これで、6本目のギターです。
今までずっとYAMAHAのフォークギターばかりだったけど、初めてMorrisのギターを手にした。なんだか新鮮な気分。
コマとミーも大歓迎であります。