★★★オクムラユウスケLIVE情報!!!★★★9月25日(日)『ヨコチンロックフェスティバル2011』@福岡・VooDooLounge■■■11月4~5日『Anus30H』 @広島・mugen5610
10日目。
AM4:00 トーレスの朝焼けを見るためには
1時間ほど真っ暗な山道を登らなければいけない。
しかし、肝心の夜道を照らすライトを買い忘れた。
手持ちのライトは10ワットもないようなショボさ。
仕方なくキャンプ用のガスストーブで照らしながら、
同じく朝焼けを見に行く人にシレっとついて行くことにした。
真っ暗闇の中、かなり険しい山道を登っていく。
巨石がゴロゴロしている展望台についた頃には
空がうっすら明るくなってきていた。
いよいよクライマックスだ。
頭の中ではうまそうなチキンの丸焼きがジュージュー煙を上げている。
早く食べたいなぁ。。。と考えているうちに空が赤く染まってきた。
パイネを代表する鋭利に研ぎ澄まされた3つの山「トーレス」が
異様な凄みを帯びながら赤く染まりだす。
・・・と、突然ポツポツ雨が降り出してきた。
霧も濃くなってきて、雨も本格的に降り出した。
もっと真っ赤に染まるはずだった「トーレス」はあきらめて、
雨に打たれながら下山することにした。
まぁ、それもよかろう。
朝焼けよりもここまで辿り着いた満足感で胸がいっぱいだ。
下山してる途中で雨が止んだ。ふと「トーレス」を振り返ると
なんと!綺麗な虹が半円を描いて見事に浮かんでいるではないか!
神様も粋なことをしなさる。
8:00にテントへ戻ってきた。
本当はこれから少し歩いて、あと1泊して帰るはずだったけど
もしかしたら、今日の14:30のバスに間に合うかもしれない!
と、急いでテントを片付け先を急いだ。
バス乗り場「hostelia torres」まで11㎞。
今の我々なら、行けない距離ではない。
達成感と満足感と帰れる喜びで、一度も休憩することなく歩き続け
3時間後にはバス乗り場に到着していた。
あぁ~、終わったぁぁぁ。
お世話になったピッケル代わりの棒をそっとお供え。
バスを待つ間、売店をのぞくとドアに「捜索願い」の貼り紙が・・・
パイネをトレッキング中に何らかの事故で行方不明になった日本人だった。
しかもわずか10日ほど前の出来事。。
確かに危ないなぁと思う場所はいくつもあった。
切り立った崖なのに手すりもないし、道案内はいい加減だし
こんな広大な大自然の中、遭難したって探しようもない。
過剰なほど安全対策に敏感な日本では考えられない野放し状態だ。
これからパイネへトレッキングする方はくれぐれも気を付けて下さい。
バスに揺られながらパイネでの10日間に別れを告げ、爆睡。
プエルトナタレスに帰ってきてまず向かった先は・・・
もちろんスーパーマーケット!!!
食材やらワインやらお菓子やらを衝動買いして、
再び『HOSPEDAJE ESTRELLITA』へ。
宿主のルーベンが握手で出迎えてくれた。
そして・・・念願のチキンの丸焼き!!!
中にはトマトとズッキーニがぎっしり詰まっております。
爆発する食欲!!!隣で見ていたルーベンも苦笑いするほど食べた。
とにかく終わった。
もう氷河もトレッキングも充分堪能した。
鏡を見ると加藤鷹みたいに真っ黒に日焼けしてて
ちょっと贅肉も削げ落ちてる気がした。
パイネでの10日間は大変だったけどすごくいい経験だったと思う。
有無を言わさぬ大自然を"ひたすら歩く”という単純明快な日々に
様々な感情が重なり、夫婦や家族や友人や自分、音楽や生活のことなど
大切なものがより鮮明に愛しく感じられた。
でも、もうトレッキングはこりごりです(笑)。
AM4:00 トーレスの朝焼けを見るためには
1時間ほど真っ暗な山道を登らなければいけない。
しかし、肝心の夜道を照らすライトを買い忘れた。
手持ちのライトは10ワットもないようなショボさ。
仕方なくキャンプ用のガスストーブで照らしながら、
同じく朝焼けを見に行く人にシレっとついて行くことにした。
真っ暗闇の中、かなり険しい山道を登っていく。
巨石がゴロゴロしている展望台についた頃には
空がうっすら明るくなってきていた。
いよいよクライマックスだ。
頭の中ではうまそうなチキンの丸焼きがジュージュー煙を上げている。
早く食べたいなぁ。。。と考えているうちに空が赤く染まってきた。
パイネを代表する鋭利に研ぎ澄まされた3つの山「トーレス」が
異様な凄みを帯びながら赤く染まりだす。
・・・と、突然ポツポツ雨が降り出してきた。
霧も濃くなってきて、雨も本格的に降り出した。
もっと真っ赤に染まるはずだった「トーレス」はあきらめて、
雨に打たれながら下山することにした。
まぁ、それもよかろう。
朝焼けよりもここまで辿り着いた満足感で胸がいっぱいだ。
下山してる途中で雨が止んだ。ふと「トーレス」を振り返ると
なんと!綺麗な虹が半円を描いて見事に浮かんでいるではないか!
神様も粋なことをしなさる。
8:00にテントへ戻ってきた。
本当はこれから少し歩いて、あと1泊して帰るはずだったけど
もしかしたら、今日の14:30のバスに間に合うかもしれない!
と、急いでテントを片付け先を急いだ。
バス乗り場「hostelia torres」まで11㎞。
今の我々なら、行けない距離ではない。
達成感と満足感と帰れる喜びで、一度も休憩することなく歩き続け
3時間後にはバス乗り場に到着していた。
あぁ~、終わったぁぁぁ。
お世話になったピッケル代わりの棒をそっとお供え。
バスを待つ間、売店をのぞくとドアに「捜索願い」の貼り紙が・・・
パイネをトレッキング中に何らかの事故で行方不明になった日本人だった。
しかもわずか10日ほど前の出来事。。
確かに危ないなぁと思う場所はいくつもあった。
切り立った崖なのに手すりもないし、道案内はいい加減だし
こんな広大な大自然の中、遭難したって探しようもない。
過剰なほど安全対策に敏感な日本では考えられない野放し状態だ。
これからパイネへトレッキングする方はくれぐれも気を付けて下さい。
バスに揺られながらパイネでの10日間に別れを告げ、爆睡。
プエルトナタレスに帰ってきてまず向かった先は・・・
もちろんスーパーマーケット!!!
食材やらワインやらお菓子やらを衝動買いして、
再び『HOSPEDAJE ESTRELLITA』へ。
宿主のルーベンが握手で出迎えてくれた。
そして・・・念願のチキンの丸焼き!!!
中にはトマトとズッキーニがぎっしり詰まっております。
爆発する食欲!!!隣で見ていたルーベンも苦笑いするほど食べた。
とにかく終わった。
もう氷河もトレッキングも充分堪能した。
鏡を見ると加藤鷹みたいに真っ黒に日焼けしてて
ちょっと贅肉も削げ落ちてる気がした。
パイネでの10日間は大変だったけどすごくいい経験だったと思う。
有無を言わさぬ大自然を"ひたすら歩く”という単純明快な日々に
様々な感情が重なり、夫婦や家族や友人や自分、音楽や生活のことなど
大切なものがより鮮明に愛しく感じられた。
でも、もうトレッキングはこりごりです(笑)。
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